日本ペイントは1881年(明治14年)3月14日茂木兄弟が光明社として南品川に設立したのが始まりのようです。当時の帝国海軍は、海外塗料の輸入に頼っていたものを、創設者たちは亜鉛華より固練り塗料を開発して、輸入だけに頼らなくなったみたいです。なんとも深い歴史を感じます。
そして1989(明治31年)いよいよ日本ペイント製造株式会社と馴れしんだ名前と改名し、日本で初めて塗料工業会社ができました。日本ペイントは老舗中の老舗です。
SK化研は1955年に藤井實により四国化学研究所を創立し、廃棄される溶剤を下塗り塗料として再製に成功し販売する事になったみたいです。それを基盤に1963年に法人化し1991年に現在のSK科研と改称したそうです。
また驚くことに創設者の藤井氏は、現在も第一線の経営者であることです。なんと上場企業の社長在任最長記録を更新中なんです。半世紀も社長をし一代で売上高800億円超、建築資材の仕上げ材では国内NO1企業を築き上げた凄腕経営者時代の変化にここまで柔軟に出来るからこそ、58年間も社長が務まるんでしょうね。